聴力検査

聴力検査:検査の項目により検査時間が変わります。

気道・骨導検査:検査時間5~10分

耳の聞こえの検査です。
高い音から低い音までいろいろな音を聞き、その音がどのくらいの
大きさで聞こえているのかを調べていきます。
防音室に入って、機械装着し、音が聞こえたらスイッチを押します。
気道ではヘッドホンを、骨導では耳の後ろの骨に機械を当てます。

ティンパノメトリー:検査時間5分

耳栓をして検査をします。
空気圧を変化させ、外耳、鼓膜、中耳の振動しやすさを測定します。
滲出性中耳炎などのときに検査します。

耳小骨筋反射:検査時間10分

耳の中に耳小骨とよばれる骨があります。
耳小骨は音を伝える大切な骨で、そこに付着する筋肉は大きな音を聞くと
内耳の障害を防ぐために収縮します。耳小骨筋の1つは顔面神経に支配されています。
片方に耳栓、反対の耳にはヘッドホンをつけて検査します。

語音聴力検査:検査時間30分(予約制)

言葉の聞き取り易さを調べます。
検査音には1文字のカナや1桁の数字などを用います。
ヘッドホンを装着し、聞こえたとおりにを復唱していただきます。
補聴器を付けた場合、効果があるかどうかなどを調べます。

重心動揺検査:検査時間5分

めまい、平衡機能障害の診断に用いる検査です。
開眼時、閉眼時における直立姿勢に現れる重心の動揺を記録します。
身体平衡の維持にかかわる、視覚、前庭・半規管、脊髄固有反射、
およびこれらを制御する中枢神経の機能をみます。
検査の台の上に乗り、開眼1分・閉眼1分立っていただきます。