泌尿器科

医師 鈴木博雄
診療時間 午後1:00~3:00
診療日 月曜・木曜・金曜(午後1:00~3:00)

メッセージ

 地域医療、特に高齢者が多いという当院の特徴を生かし、負担の少ないやさしい医療を目指しています。これからもよろしくお願いします。
泌尿器科疾患は、大きく分けて、癌・結石・感染症・膀胱前立腺の加齢による疾患があります。

    1. 癌は、手術・抗癌剤・放射線治療がありますので、まず確実な診断(画像診断から内視鏡診断、血液検査などで総合的に判断)の上で、治療法を決定します。
      当院では、1.5テスラのMRIを導入し、画像診断の精度が高くなっていますので、MRI検査の活用をいただければと思います。
      前立腺癌の確定診断には、前立腺針生検が必要ですが、高齢の方には内分泌療法を実施しております。
    2. 結石は、自然排石することが多いのですが、自然排石しないと感染症や腎機能悪化につながることがあり、症状がなくても放置しないことが必要です。
      X線検査で分からない尿酸結石などもありますが、CTでは診断することができるので、当院の低線量CT検査をお勧めします。破砕が必要であれば、他院を紹介しております。
    3. 感染症は、抗生剤を使用しますが、内服で治療できない時は、入院での点滴治療が必要となります。
      結石による感染症は、カテーテル挿入などの外科的処置が必要になり、放置すると敗血症から生命に危険な状態になることもあります。抗生剤の治療は内科で治療可能ですが、外科的処置は泌尿器科が担当します。
    4. 過活動膀胱:女性に多く、頻尿・尿失禁を伴う疾患ですが、内服治療で改善します。腹圧性尿失禁となると高度尿失禁では、手術が必要になるので他院を紹介しています。
      前立腺肥大症は内服治療で改善しますが、尿閉になるとカテーテルの留置や、間歇で導尿が必要になります。

担当医    泌尿器科部長 鈴木博雄
資 格    泌尿器科専門医
性感染症認定医
抗菌化学療法認定医
ICD(インフェクションコントロールドクター)
医学博士